宝くじよりも借金やカードローンのほうが現実的だという経営者

石川県在住 K.Sさん(46歳)
私の学生時代の友人たちは年末になると、必ず「年末ジャンボ宝くじ」を購入している。まぁ宝くじを購入するなとは言わないが、それ自体はあまり意味のある行為だとは思えない。なんといってもその低い確率で当たるかもしれないと思う事自体が不毛だと思うのだ。
確かに買わないと当たらないし、買ったら数億円のお金が自分のものになる可能性がある。それ自体は夢があっていいことだが、それくらいのお金ならカードローンや融資を受けて自分で増やしていくほうが言い、そう思うのだ。これはもう今までずっとビジネスをやってきた私の感覚が他の人とは違うのかもしれない。
私は今まで事業を幾つかやってきたが、そのほとんどはカードローンや融資などを受けることでやって来られた。そうして宝くじ以上の売上を上げることができたのだ。考えても見て欲しいのだが、1日10万円の売上を上げるラーメン屋をやったとしよう。300日で3000万円稼ぐことができる。ということは3年もやれば十分宝くじくらいのお金を稼げるのだ。
だからこそお金を借りてでも事業をやったほうがいいだろう。例に上げたラーメン屋は確かに存在するのだが、これは1店舗だけでやった場合だ。1年目に1店舗、2年目に2店舗、3年目に3店舗で行うことが出来れば、また儲かる様になる。宝くじの一等前後賞をあわせ多額くらいのお金を稼ぐことなんて、案外簡単にできるのだ。
しかし私の学生時代の友人たちを始めとして、多くの人達はそういう確実な方法ではなく、「夢を買っているんだよ」と言って、宝くじのような確率の低い方法を選んでいるのは考えられない。もっと現実に立った対応をすべきだと個人的には思う。
ただ、この考え方自体も世間的にずれているのかもしれない。でもカードローンでも融資でもいいから事業をする方がお金を稼げるというのは、ウソではないのだが…

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